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小豆の栽培をスタート

2019.08.29

新たな転作作物として期待

播種前にTAC(左)と小豆の種子の状態を確認する福島代表ら
播種前にTAC(左)と小豆の種子の状態を確認する福島代表ら

 新たな転作作物として小豆の栽培を始めました。水稲複合で導入しやすく、大豆と同様のスケジュール、機械で栽培できるなどの利点に着目。2019年産は海津市、大垣市、神戸町の7つの営農組織が6.7fで栽培を計画してます。品種は大粒の「丹波大納言小豆」。国産「丹波大納言小豆」の需要は堅調で、実需者ニーズに沿った販売で農業者の所得向上を目指します。
 値決め価格・事前契約による出荷で、実需者に販売します。主に和菓子店であんこの原料として使われます。
 稲作と重ならない作業体系や播種、収穫とも大豆と同様の機械が使え、栽培スケジュールも大豆とほぼ変わらないことから、水稲との複合作物に有効と判断しました。
 1日には、海津市の農事組合法人長久保営農がトラクターに播種機を取り付け、播種作業をしました。同法人では1.2fの転作田と50eの畑で栽培します。福島正文代表理事は「今年は手探り状態ではあるが、雨への耐性など栽培適性を慎重に見極めたい。10e当たりで180`とれれば、来年以降の本格的な栽培も視野に入ってくる」と話しました。
 地域農業の担い手に出向く担当者(愛称TAC=タック)が定期的に巡回しながら、栽培指導し生産者を支援しています。雑草対策や肥培管理など栽培体系の確立も早急に進めたい考えです。富田一幸TAC室長は「水田フル活用の有望な新品目として期待している。産地化を進める加工業務用タマネギの後作としても栽培することができ、新たな転作作物として選択肢が増えるのは心強い」と話しました。
 収穫は、11月中旬を予定しており、10dの出荷を目指します。