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水稲現地検討会で多収性品種のほ場視察

2019.09.20

農家へ意識改革促し面積拡大へ

「ほしじるし」の栽培ほ場を見学する参加者
「ほしじるし」の栽培ほ場を見学する参加者

 9月5日、養老町で2019年産水稲現地検討会を開きました。担い手農家や営農組織の代表者ら約130人が参加。業務用米の作付拡大に向けて、「ほしじるし」など多収性品種の栽培ほ場を巡回し、品種の特性などを説明しました。栽培現場を実際に見てもらうことで、農家の栽培意欲を掘り起こすことが目的です。
 JAでは、米の生産調整の見直しによる米価変動の可能性や家庭用米の消費減を見据え、安定的な需要が見込める業務用米の作付を拡大し、農業者の所得増大を目指しています。
 「ほしじるし」は、導入3年目で、作付面積は初年度の7haから324haまで拡大。今後も生産者の意向調査を実施しながら、2年後の21年産では、650haまで作付を伸ばす計画です。
 検討会では、TAC(タック)が「ほしじるしは倒伏しにくく、縞葉枯病にも強い」「良食味で、10e当たり600`ほどの収量が見込める」などと品種の特性を説明。また、収量向上に向けて取り組む試験施肥の現状についても報告しました。
 検討会を主催したTAC室、富田一幸室長は「業務用米多収性品種で収穫量を増やせば、10a当たりの収益は従来品種と比べても遜色ない。引き続き、研修会等で農家に対して1俵(60kg)当たりいくらから10a当たりいくらへの意識改革を促しながら、さらなる面積拡大につなげたい」と話しています。
 この他、業務用向け多収性品種の「とよめき」「やまだわら」の試験ほ場の巡回やアグリロボコンバインの実演なども行われました。