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加工用タマネギ9シーズン目スタート

2019.12.12

面積拡大着々

加工・業務用タマネギの定植をする洲本ふぁーむ釜笛
加工・業務用タマネギの定植をする洲本ふぁーむ釜笛

 管内で、加工・業務用タマネギの9年目のシーズンがスタートしました。加工・業務用タマネギを担い手農家や集落営農組織の複合経営による所得増大と不耕作田・畑の有効活用につながる品目として導入し、今年は7fで栽培を計画します。収穫は来年6月の予定で、10e当たりの収量で5dを目指します。 
 値決め価格・事前契約による出荷で、全農岐阜を通じて実需者に販売。ドレッシングの原料や弁当の惣菜、サラダなどに使われます。
 管内では、水稲や麦・大豆の経営を中心とする担い手農家や集落営農組織への農地集積が進み、複合化による経営の安定や水田・畑の有効活用、法人経営では雇用維持のために年間を通じた作業の確保が課題となっていました。そこで、課題が克服できる品目として加工・業務用タマネギに注目。国産需要が堅調で安定的に売り先が確保できること、出荷規格が簡素化されて取り組みやすいことなども考慮して栽培に踏み切りました。
 導入後は産地化に向けて、定植から収穫までの機械化体系の確立に着手。全農岐阜と連携した農機レンタル事業も活用し、作業を省力化・効率化することで、農家が取り組みやすい環境の整備を進めてきました。
 大垣市の洲本ふぁーむ釜笛は、3年前から地域の農地を守るため、休耕田を利用して加工・業務用タマネギの栽培を始めました。今年は昨年の倍となる1fで栽培を計画してます。
 組織の高橋章代表は「将来的に法人化を視野に入れており、特に雇用確保の面で有効な品目と考えている。単収を上げ、新たな経営品目にしていきたい」と期待してます。
 栽培を支援する大垣営農センターの河合佑介TACは「大垣市では加工業務用タマネギの栽培が住民参加による地域との仲間づくりに役立っている。支援を継続し、地域農業の活性化に貢献したい」と話しました。