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WE LOVE 農

『にしみのブランド』を生産する農家の方に登場していただき、農業へのこだわりなどをお聞きしています。

最新号

高レベルの小松菜作りに励む

2017年12月号の画像

下宮青果部会協議会
小松菜部会

小松菜部会役員の皆さん(写真右から、和田英樹部会長(57)、燗c仁司さん(64)、燗c智公さん(42)、北村安幸さん(59))

 県内屈指の小松菜産地である神戸町。生産量は県内の約9割を占めています。そんな一大産地で栽培を担っているのが、下宮青果部会協議会小松菜部会です。生産者79人が40ヘクタールのハウスで周年栽培し、岐阜や名古屋、北陸市場へ出荷しています。
 同町の小松菜産地としての歴史は30年以上になりますが、ダイコンやホウレンソウなど数々の品目転換を経て、現在に至っています。小松菜の栽培が定着してからは、部会員同士でバラつきのあった栽培管理について標準的な栽培暦を作成することで統一。加えて季節に応じた最適な品種選定も行いながら、部会全体で品質や出荷量の向上を図り、一大産地を築き上げてきました。和田英樹部会長は「栽培暦によって高いレベルで品質が均一化できるようになった。高品質な小松菜生産こそがこの産地のこだわりでもあり強み」と話しています。
 近年は、消費者ニーズを踏まえ、安全・安心への取り組みも強化しています。部会員全員が防虫ネットや害虫の交配を抑制するフェロモン剤を使用し、減農薬栽培に努めています。また、複数のスーパーと商談を行い、契約栽培を増やしたり、パッケージに町のイメージキャラクター「ばら菜」のイラストを入れて認知度向上を図ったりして、販売面でも工夫しています。「競合産地が増える中、現状に満足していては産地として後退してしまう。良いと思った取り組みには積極的に挑戦していきたい」と和田部会長は意欲を見せます。
 12月から1月にかけては雑煮需要もあり小松菜の引き合いが強くなります。和田部会長は「神戸町の小松菜はアクが少なく、味にくせがないため、汁物以外にも炒め物やおひたしなど幅広く使ってもらうことができる。こだわりの小松菜をたくさんの人に食べてもらいたい」と話しています。
(2017年12月号)

小松菜の画像

産地DATA
「小松菜」

  • 産地:神戸町
  • 生産組織:下宮青果部会協議会小松菜部会
  • 部会員数:79人
  • 栽培面積:延べ40ヘクタール
  • 出荷期間:通年
  • 出荷数量:28万ケース(1ケース=6キロ)

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切磋琢磨し産地の活性化目指す

2017年11月号の画像

海津トマト部会青年部

写真右から、燒リ利和さん(39)、水谷圭吾さん(35)、竹内浩太郎さん(38)、山下哲平さん(36)

 県内の冬春トマトの約8割を生産する海津トマト部会。若手生産者が多く、青年部の活躍が目立ちます。青年部には、20代〜40代の部会員18人が所属。会員相互の親睦を図り、積極的な情報交換や消費宣伝活動も行うなど、部会に新しい風を吹き込んでいます。
 青年部で部長を務めるのが、トマト栽培歴14年の燒リ利和さん。燒リさんは、部長として若い世代が何でも言い合える環境をつくろうと、積極的にコミュニケーションをとることを心がけています。「栽培の悩みや不安などを気軽に言える環境にしていきたい。そうすれば、部会の活性化にもつながるはず」と理想の青年部像を語ります。
 青年部員にとっては先輩部会員が心強い存在になっています。「今の自分たちがあるのは栽培技術の確立や市場開拓に取り組んでくれた先輩たちがいるおかげ。今度は自分たちがお手本になれるようにその意志を継いでいきたい」と話します。
 青年部では、新しい技術の導入に積極的に取り組んでいます。近年では、ICT(情報通信技術)を活用し、温度や湿度、炭酸ガス濃度などのデータを取り、日々の栽培管理に生かしています。現在は、ほとんどの青年部員が使用しており、品質・収量の向上につなげています。
 今年9月には、初めて市場との情報交換会を実施。市場流通を学ぶとともに、市場が求めるトマトの品質について意見交換しました。「市場が求める品質と自分たちの考えに少し差があった。その差を埋めることができるよう自分たちも変わっていかなければ」と危機感もにじませています。 
 最後に燒リさんは「青年部員は仲間であり良きライバル。お互い切磋琢磨し、産地を盛り上げていきたい」と力強く話してくれました。
(2017年11月号)

トマトの画像

産地DATA
「冬春トマト」

  • 産地:海津市、養老町、輪之内町
  • 生産組織:海津トマト部会、池辺園芸トマト組合
         輪之内園芸組合 トマト部会
  • 出荷期間:10月〜翌年6月
  • 出荷数量:4824トン(平成28年産実績)

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消費者の食卓を支える農業にやりがい

2017年10月号の画像

神戸町斉田
高田 充さん・美穂さん

 神戸町・下宮青果部会協議会FG水菜部会で部会長を務める高田充(47)さんは、奥さんの美穂さん(48)とハウスを利用して水菜や小松菜、ゴーヤを栽培しています。
 充さんは、24歳のときに実家の農業を継ぎました。就農当初は、次の仕事を探すまでのつなぎのつもりで農業を始めたため、農業に対して特別な思いはありませんでしたが、消費者の食卓を支える農業に徐々に魅力を感じ始め、この世界で生き抜く覚悟を決めました。
 26歳のときに美穂さんと結婚。以来、仕事をうまく分業し、夫婦二人三脚で農業と向き合ってきました。「外の仕事は自分がやるが、出荷調整作業など中の仕事は全て任せている」と美穂さんに全幅の信頼を寄せています。
 神戸町の水菜は、ハウス栽培のため、みずみずしくて苦みが少なくサラダにしてもおいしく食べられるのが特徴です。そんな水菜をつくるため充さんが気をつけていることが水と温度管理です。そのため、毎日、作物の状態と土の色を見ながら、栽培管理を行っています。「水を切り過ぎると枯れてしまうし、水を与え過ぎると苦味が強くなってしまう。そのバランスに気をつけている」と話します。
 部会では、市場との情報交換などを積極的に行い、実需者のニーズに応えるとともに、産地の要望を伝えています。「昔は自分が引っ張っていこうという気持ちで仕事をしていたが、今は若い子たちのために何ができるかを考えている。一緒に産地を盛り上げていけたら良いかな」と後輩への思いも口にします。
 最後に、今後の目標を尋ねると、「今のまま妻と一緒に元気に農業をしたい」と話し、美穂さんも「夫と同じ仕事だからこそ、大変なことも分かるし、思いやることもできる。お互い支え合いながら消費者においしい農産物を届けたい」と笑顔で話してくれました。
(2017年10月号)

水菜の画像

産地DATA
「水菜」

  • 産地:神戸町
  • 生産組織:下宮青果部会協議会FG水菜部会
  • 組合員数:7人
  • 栽培面積:ハウス延べ5ヘクタール
  • 出荷期間:通年
  • 出荷数量:110トン

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ベテランと若手の融合農業振興に情熱注ぐプロ集団

2017年9月号の画像

海津市平田町
有限会社 平田パイロット

 (有)平田パイロットは、海津市の北部地域(旧海津郡平田町)で大規模な水田農業を行う営農法人で、経営面積は水稲74ヘクタール、小麦・大豆79ヘクタール、飼料用米20ヘクタールに及びます。平成2年に営農組合として発足し、平成18年に有限会社化。水稲―小麦―大豆のブロックローテーションにより効率的な農業を進め、どの品目においても高品質・高収量を実現しています。平成13年度には、「第30回日本農業賞」の特別賞を受賞し、全国的にも高い評価を受けています。
 同社には5人の構成員が所属。浅野広司代表取締役と森利樹専務は、営農組合設立以前から地域の農業機械オペレーター業務を務めるなど知識と経験が豊富で、会社を牽引しています。若手構成員もそんな2人に負けじと圃場の管理と記録にICT(情報通信技術)を活用するなど新たな農業技術に積極的に取り組んでいます。役員と構成員間での情報交換も盛んに行われており、社内は活気に溢れています。
 米作りでは近年、乾田直播栽培により生産コストの削減と作業の省力化を実現。多収性品種の栽培にも取り組み、昨年「しきゆたか」の収量は海津市トップを記録しました。浅野代表は「地域農業を守っていく責任が我々にはある。品質はもちろん収量も追求し、安定経営に努めたい」と話しています。
 今後も同社では、地域の農地を最大限に活用し、地域農業の発展に貢献していきたい考え。浅野代表は「プレミアム米への取り組みや野菜の栽培の導入など、やりたいことはたくさんある。挑戦することを忘れずこれからも農業と向き合っていきたい」と意気込みを話していました。
(2017年9月号)

(有)平田パイロット 構成員

(後列左から)浅野 久博 さん 森 大祐 さん 三輪 恒治 さん
(前列左から)森 利樹 専務 浅野 広司 代表取締役

(有)平田パイロット 構成員の画像

産地DATA
「主食用米」

  • 産地:管内全域
  • 栽培面積:約5,700ヘクタール
  • 栽培品種:「ハツシモ」「コシヒカリ」「あきたこまち」など
  • 収穫期間:8月上旬〜10月下旬
  • 出荷数量:23万俵

※平成28年産でのデータです。

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"梨栽培=人生" 消費者に「おいしい」を届けたい

2017年8月号の画像

大垣市曽根町
長谷川 敏明さん・惠美子さん

 岐阜県内で唯一加温したハウスで梨を栽培する長谷川敏明さん・惠美子さん夫婦。露地栽培と比べると1カ月ほど早い7月上旬からハウス梨「幸水」を出荷しています。
 二人が日々意識しているのは、消費者に喜んでもらえる梨を作ること。そのため、化学肥料をほとんど使わず、減農薬で安全・安心なおいしい梨作りにこだわっています。土づくりでは、牛ふん堆肥や米ぬかなどの有機肥料を入れることで、肥沃ひよくな土壌を作り、梨にとって育ちやすい環境を整えています。栽培面では、害虫の交配を阻害する「コンフューザーN」や、ハダニ類の発生を抑える天敵の「ミヤコカブリダニ」を導入するなど、農薬の使用を最小限に抑えた病害虫予防を行っています。 
 惠美子さんは「消費者の"おいしい"の一言が私たちの原動力。それが農業の魅力でもあるかな」と笑顔を見せています。敏明さんも「梨の栽培を通じてたくさんの人と出会うことができた。私たちにとって"梨栽培=人生"と言っても過言ではない」と話しています。
 そんな二人が今楽しみにしているのが息子さん夫婦の活躍と10年前から改植し始めた苗木の成長です。息子さん夫婦とは、昨年から一緒に栽培するようになり、あくなき探究心でいろんなアドバイスをくれるなど良い刺激になっているそうです。二人は「10年前に植えた苗木もようやく軌道に乗りつつあり、若い夫婦の活躍とともに成長を楽しみにしている。"生涯現役"でいられるように、健康に気をつけて頑張っていきたい」と今後の目標を話してくれました。
(2017年8月号)

梨の画像

産地DATA
「梨」

  • 生産組織:大垣市ナシ生産連絡協議会
  • 組合員数:28戸
  • 栽培面積:約14ヘクタール
  • 栽培品種:「幸水」「豊水」など
  • 出荷期間:7月上旬〜10月下旬
  • 出荷量:350トン

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「楽しく」をモットーにグリーンねぎの魅力を広めたい

2017年7月号の画像

神戸町柳瀬
清水 三郎さん・ユカさん

 神戸町の下宮青果部会協議会グリーンねぎ部会で部会長を務める清水三郎さんは妻のユカさんとともにハウス70アールでグリーンねぎを栽培しています。
 サラリーマン生活を経て平成11年に実家の農業を継いだ三郎さん。「自分で作ったものが消費者から評価され、売れる喜びを味わえるのはこの仕事をしているからこそ」と農業の魅力を語ります。
 栽培面では、「土台となる土づくりが大切」と、太陽熱消毒を念入りに行い、グリーンねぎの生育に適した環境づくりに努めています。また、部会の栽培基準に沿った肥料や農薬を使用し、消費者に安全、安心なグリーンねぎを届けています。
 昨年9月には、部会員の高齢化などで減少する生産量に歯止めをかけようと、ねぎ農家の仲間5人で株式会社「アグリ・F・神戸」を設立。共同で出資してハウスと作業場を整備するなど、生産から出荷作業までを一貫して管理できる体制を構築し、産地の生産量拡大を図っています。
 一方のユカさんは、出荷調整作業を手伝うなど三郎さんをサポート。4年前には、グリーンねぎの魅力を広めたいと仲間同士で加工グループを作り、これまでに「グリーンねぎカレー」や「ねぎじゃんスティック」など4つの加工品を開発してきました。「薬味のイメージが強いグリーンねぎを"主役"で使ってもらえるようにこれからも活動していきたい」と意気込みを見せています。
 最後に二人は「神戸町のグリーンねぎをもっとたくさんの人に知ってもらうことと、楽しむことを忘れず農業と向き合っていきたい」と笑顔で話してくれました。
(2017年7月号)

グリーンねぎの画像

産地DATA
「グリーンねぎ」

  • 生産組織:下宮青果部会協議会グリーンねぎ部会
  • 部会員数:13人
  • 栽培面積:延べハウス約10ヘクタール
  • 出荷期間:通年
  • 出荷量:6万3600ケース(1ケース=3キロ)
※「グリーンねぎ」はブランド名で一般的には小ネギに分類されるネギです。

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挑戦者の気持ちでおいしいナスを届けたい

2017年6月号の画像

海津市海津町高須
伊藤 宗人さん・里美さん

 海津ナス部会で部会長を務める伊藤宗人さんは、妻の里美さんとともに周年でナスを栽培しています。
 宗人さんは県内の農業高校を卒業後、農家である実家で就農。就農したと同時に冬春ナスの栽培を始めました。26歳で里美さんと結婚。結婚を機に経営も父親から引き継ぎました。13年ほど前には、夏秋ナスの栽培を開始。管内では唯一周年でのナスの出荷を可能にし、経営規模を拡大してきました。
 今年で農業歴48年になる宗人さん。大切にしているのは挑戦者の立場を忘れないことです。「農業は毎年同じ管理をしていれば、同じ結果が残せるわけではない。毎年1年生のような謙虚な気持ちを持って努力していくことが大切」と語ります。プロである以上ナスの品質、収量にもこだわり、土づくりでは堆肥を多く入れるなどして、地力の向上を図っています。「毎年目標にしている10アール当たりの収量は15トン。品質の良いおいしいナスを消費者に届けることが私たちの使命」と意欲を見せます。
 一方の里美さんは収穫や出荷作業で宗人さんを支える傍ら、規格外のナスを利用した加工品をつくっています。商品の一つ「ナ・スランス」は、ナスを煮てゼリーにしたスイーツで、平成26年の日本農業新聞一村逸品大賞では金賞を受賞しました。「ナスの魅力を広めたくて加工品を作り始めた。消費者にたくさん『おいしい』を届けたい」と笑顔を見せます。
 そんな二人の夢は生涯現役でナス栽培を続けること。宗人さんは「この歳になってワークライフバランスを考えるようになった。これ以上規模を拡大することは難しいが、作業の効率化、省力化を考えながら、これからも農業と向き合っていきたい」と真剣な眼差しで話してくれました。
(2017年6月号)

冬春ナスの画像

産地DATA
「冬春ナス」

  • 生産組織:海津ナス部会
  • 部会員数:2人
  • 栽培面積:ハウス30アール
  • 栽培品種:「千両」
  • 出荷期間:10月〜翌年6月
  • 出荷量:8000ケース(1ケース=5キロ)

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2017年5月号の画像

「おいしい」を届けることが使命
海津市海津町安田
安立 博臣さん・淑美さん

 海津胡瓜部会で青年部長を務める安立博臣さんは、両親、妻の淑美さんとともに27アールのハウスで冬春キュウリを栽培しています。
 キュウリ農家の長男として生まれた博臣さんは、父の義克さんが楽しそうに農業をする姿に憧れ、園芸学部のある大学を卒業後、22歳で就農しました。
 現在は就農して10年以上が経ち、手掛けた分だけ結果となって返ってくる農業にやりがいを感じるようになりました。日々意識していることは消費者においしいキュウリを届けること。部会で認証を取得した「ぎふクリーン農業」の基準に沿った栽培管理に取り組むほか、部会の研究会や目ぞろえ会など情報共有できる場でさまざまなことを吸収し、品質と収量の向上に努めています。「海津市は冬春キュウリの一大産地。消費者においしいキュウリを届けるのが私たちの使命」と意欲を燃やします。
 そんな博臣さんを支えるのが妻の淑美さんです。平成19年の結婚後、3人の子どもを育てながら、キュウリの箱詰め作業などを手伝い、夫をサポートしています。「夫は常にキュウリのことを考えながら、私たち家族を支えてくれている。120点満点の自慢のパパ」と笑顔で博臣さんを評価します。
 2人は「これからも仕事と家庭を助け合いながら、常に向上心を持ってこだわりのキュウリを栽培していきたい」と口をそろえて話してくれました。
(2017年5月号)

冬春キュウリの画像

産地DATA
「冬春キュウリ」

  • 生産組織:海津胡瓜部会
  • 部会員数:36人
  • 栽培面積:ハウス9.6ヘクタール
  • 栽培品種:「極光」「千秀」
  • 出荷量:年間40万ケース(1ケース=5キロ)

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