イチジク出荷始まる。品質、甘み上々

 海津市で8月下旬よりイチジクの出荷が始まりました。同市は県内で市場出荷量の8割を占める県内最大のイチジクの産地。JAにしみの海津いちじく部会の部会員5人が約1㌶で「桝井ドーフィン」を栽培しています。本年産は天候不順により高温や降水量も多く、生育への影響が心配されましたが出荷量は例年よりやや多く、品質、甘さも上々です。海津集出荷センターによると、糖度は高いときには20度を超し、平均でも17度ほどあるそうです。
 出荷は10月下旬まで続き、岐阜市場やファーマーズマーケットへ8000ケース(1ケース=360㌘×4パック)の出荷を目指しています。
 同部会の後藤良彦部会長は「今年は異常気象の影響もあったが、対応し品質の良いものができている。多くの方に今が旬の美味しいイチジクを食べてもらいたい」と話しています。

 

ニュース一覧