正月のお雑煮に 正月菜限定出荷

 神戸町のJAにしみの下宮青果部会協議会小松菜部会は、12月23日から正月菜を限定で出荷しています。雑煮需要が高まる年末に仲卸やスーパーなどと連携して30日までに1万ケース(1ケース=6㌔)を出荷する予定です。
 同部会は、部会員74人が約40㌶のハウスで小松菜を周年栽培しており、生産量は県内の9割以上を誇る屈指の産地。正月菜の限定販売は、市場や仲卸、スーパーの担当者を招いた商談で事前に出荷量を決めるため、通常の市場出荷に比べて有利な販売単価が期待できます。
 髙田幹夫部会長は「競合産地の増大、資材価格の上昇など厳しい状況が続いているが、産地として安定した量と高品質の物を出荷する。お雑煮やおひたしなど、寒さによって蓄えられたおいしい正月菜を皆さんに食べてほしい」と話しています。


 

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