県内トップを切って田植えスタート

早生品種「あきたこまち」

 管内の海津市で10日、岐阜県内トップを切って、水稲の田植えが始まりました。農事組合法人札野営農の作業員5人が海津育苗センターから早生品種「あきたこまち」の苗を引き取り、田植え機で苗を植えました。
同市は県内屈指の米どころで、水田面積は約3200㌶。「あきたこまち」は350㌶で栽培を計画しています。
同法人では、水稲作付面積57㌶のうち、16㌶で「あきたこまち」を栽培。作業班長の土方兼行さんは「今年の苗は軸がしっかりしており、良い米が期待できそう。雑草管理を徹底し、10㌃当たりで600㌔の収量を目指したい」と意気込みを話しました。
海津営農経済センターの小林由TACは「収穫は8月上旬の予定。品質・収量とも高水準を確保できるよう、栽培指導していきたい」と話しました。
今後、田植えは「ほしじるし」「あさひの夢」「ハツシモ」など品種を切り替えながら6月下旬まで行われます。
「あきたこまち」の田植えをする札野営農
「あきたこまち」の田植えをする札野営農

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