冬春キュウリ出荷本番 「まりん」好調

  海津市で冬春キュウリの出荷が本格化しています。同市では、海津胡瓜部会の部会員32人が約8㌶のハウスで栽培。出荷は9月上旬から始まり、現在は一昨年から本格導入した「まりん」が主力です。今後は半促成栽培へと切り替えながら、来年6月下旬までに岐阜や四日市市場へ37万ケース(1ケース=5㌔)の出荷を目指します。
 同部会では秋は「まりん」、冬は「ニーナZ」といった複合耐病性を持つ品種や最新の技術による天敵資材を使うなど、化学農薬に頼らないキュウリづくりを進めています。今年産は気候が暖かく生育は順調。出荷量は平年並みです。
 同部会の横井孝仁さんは、30㌃のハウスで栽培。「まりん」は昨年から導入。「まりんは耐病性だけでなく品質面でも秀品率の割合が高く栽培もしやすい。これから出荷が始まっていくが安全・安心なキュウリを消費者に届けたい」と笑顔で話しています。


 

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