冬春トマト「美濃のかいづっ子」出荷本格化

 海津市のJAにしみの海津集出荷センターで10月9日からトマトの選果機が稼働し、冬春トマト「美濃のかいづっ子」の出荷が本格的に始まりました。今年産は夏場の長雨や台風などの天候不順による影響で若干生育の遅れが見られましたが、今後は順調な出荷が見込まれています。
 同市は県内の冬春トマト生産量の約8割を占める一大産地。海津トマト部会の68人が約20㌶のハウスで「りんか409」「CF桃太郎ネクスト」「かれん」「麗妃」の4品種を栽培しています。出荷は9月中旬から翌年7月上旬まで続き、岐阜や名古屋市場、出荷量が増えてくると北陸市場へも出荷し、年間100万ケース(1ケース=4㌔)を目標にしています。
 同JAの担当者は「選果機も稼働し、これから本格的に出荷が始まる。品質と収量の安定に努めて産地の信頼性を高め、有利販売につなげていきたい」と話しています。

 

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