「濃姫」大粒で甘さの乗った仕上がり イチゴ出荷本格化 

 JAにしみの管内の海津市平田町で、イチゴの出荷が本格化してきました。同町では平田町苺園芸組合11人が約1.7㌶のハウスで「濃姫」を栽培。現在は日量約450ケース(1ケース=250㌘×4パック)を岐阜市場へ出荷しています。出荷は3月をピークに5月中旬まで続き、昨年並みの約8万2000ケースを目標にしています。
 今年産は11月、12月の気温の低下により生育はやや鈍化。出荷量は例年に比べ7割程と少なく推移しています。しかし、1番果に続き、すでに2番果の花も咲き始めているため、今後収穫量は徐々に増え、総量は例年並みに回復するとみています。品質面では「濃姫」の特徴である大粒で甘さも増しており仕上がりは上々です。
 同部会の鈴木博明部会長は「すでに2番果が咲き始めているところもあり、今後出荷量は徐々に回復してくる。病害虫への対策をしっかりと行いながら高品質の物を出荷していきたい」と話しています。


 

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