小麦初検査 「イワイノダイチ」全量1等で好スタート

 JAにしみのは6月28日、輪之内町の輪之内カントリーエレベーターと海津市の平田カントリーエレベーターで令和5年産小麦の初検査を行いました。農産物検査員のJA職員2人が小麦の形状や水分などを確認。この日検査した「イワイノダイチ」1215㌧が1等、「さとのそら」530㌧が2等となりました。検査は8月上旬まで続き、検査数量は7031㌧を予定しています。
 検査を担当する営農販売部販売課によると令和5年産小麦は、春先の暖かさにより例年より出穂が1週間程早く、刈取り作業も早く進みました。品質が良く上々のでき上がりとなった「イワイノダイチ」は今後の検査でも1等が見込まれています。
 担当者は「国産小麦の需要は高く、高単価での販売に結び付けるため品質、収量の安定に努めて、生産者の手取り向上につなげていきたい」と話しました。
小麦を検査するJA職員
小麦を検査するJA職員

ニュース一覧